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粕屋町

黒殿神社の由来のはなし

更新日:2019年12月17日

黒殿神社の由来のイメージイラスト

大隈区の黒殿神社には次のような由来が残されています。

中世、須恵町の高鳥居山に大内氏の居城があった頃、大隈区にある丸山には、高鳥居城の出城として杉氏が城を構え、前衛の役目を果たしていました。

しかし、高鳥居城での戦が激しくなり、遂に、丸山城は落城してしまいました。

落城を前に、その城にいた「黒殿」(くろどの)という姫は、悲しみにくれながら自分の首を家臣に斬らせました。

首は尾根を転がり山ろくに落ちました。

大隈の村人は姫の死をあわれんでその場所にほこらを建て、「黒殿様」としてまつりました。

今は、少年の成長を祈る行事として、竹を燃やし、その筒を爆発させ、新年のむかえ火として、楽しく寒い夜を過ごします。

また、達筆であった姫の手にあやかって、少年たちは自分の書を火に焼き、上達を祈ります。

  • 【近隣の史跡】平塚古墳、真覚寺、丸山城跡 等
  • 【最寄駅】JR門松駅より約0.6キロメートル[徒歩約10分]
  • 【バス停】西鉄黒の前バス停より約0.2キロメートル[徒歩約5分弱]

注意)バスをご利用の場合は本数が少ないため事前にご確認ください

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このページに関する問い合わせ先

粕屋町立歴史資料館(粕屋フォーラム2階)
郵便番号:811-2314 福岡県糟屋郡粕屋町若宮1丁目1-1
電話番号:092-939-2984
ファクス番号:092-938-0733
開館時間:火曜日から日曜日の午前10時から午後5時まで(ただし、祝日、休日の翌日、毎月最終木曜日、特別整理期間を除く)

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